買取できる主なRadeon VII
Radeon VIIの買取を強化中です。グラフィックボードの売却をご検討されている方は、ぜひゲーム買取ブラザーズへどうぞ! 他店より高く買い取りさせていただきます!
Radeon VIIとは?
Radeon VIIは、2019年に発売されたグラフィックボードです。
今回の記事では、Radeon VIIの性能や使用上の特徴、中古市場での価格や消費電力などについて解説します。
記事後半では、コンピューター機材を高く売却するためのポイントや、グラフィックボードの寿命の目安についても紹介します。
Radeon VIIとは
Radeon VIIは、2025年現在、発売から約6年が経過したグラフィックボードです。ここでは、Radeon VIIの基本情報や公表されている電力消費量、新品・中古での価格などについて紹介します。
これから中古での購入もしくは売却を検討している人は、参考にしてください。
概要
Radeon VIIは、2019年にAMDから発売され、一般消費者向けとしては初めて、7nm FinFETプロセス技術を用いて製造されるGPUを搭載したグラフィックボードです。
発売当時から高性能を誇っており、発売から年数が経った現在ではミドルクラス相当の性能を持つ製品として運用できます。
前モデルであるRX Vega 64に比べると性能自体は上がっているものの、飛躍的な進歩は少ないと評価される傾向があります。
基本性能
Radeon VIIの基本性能は、以下の通りです。
メモリ容量の大きさが特徴であるほか、クロック周波数も同社の旧モデルより向上しています。
・トランジスタ数 132億
・ダイサイズ 331m㎡
・CUDAコア数 3840基
・プロセス 7nm
・メモリ容量 16GB
・ベースクロック1,400MHz
・ブーストクロック1,750MHz
・メモリクロック 1,000 MHz
・メモリバス帯域幅 1,024 GB/s
価格・消費電力
Radeon VIIの発売時の価格は$699です。中古市場での価格は34,980円からとされており、手が出しにくい価格ではないものの、流通量が少なく入手は難しいといえます。
消費電力は300Wとされており、性能に対して消費電力は高めです。これは、電力効率よりも性能を重視する形で、クロック周波数を上げたことが一因といえます。
同価格帯の他社製品よりも消費電力が高いため、性能を取るか電力効率を取るかを考えて購入することが大切です。
Radeon VIIの特徴
グラフィックボードを購入する際は、予算内で購入できる製品を複数比較し、使用目的に対して使いやすいものを選ぶことが重要です。ここからは、Radeon VIIを、同メーカーの旧製品や同価格帯の他社製品と比較したときの特徴について紹介します。
入手はやや困難
発売から年数が経った現在、Radeon VIIを中古で入手することは難しい状況です。
Radeon VIIは優秀なグラフィックボードではあるものの、生産数自体が多くなく、中古市場の在庫が少ないといえます。この製品の需要があまり高くないことを販売側が見越して、大量に生産しなかったことが原因です。
希少性が高く入手しにくいため、Radeon VIIを導入したい理由があるときは、根気強く探しましょう。
ゲーミング性能はミドルクラス
Radeon VIIは、販売当時としては高い性能を誇る製品であり、2025年時点でもミドルクラス相当のグラフィックボードとして活用できます。一方で、定価に対するコストパフォーマンスは今ひとつだといえるため、ほかのグラフィックボードと比較して、どの製品を導入するかを決めることが大切です。
Radeon VIIはフルHD環境でのゲームプレイに対応しており、発売当時はWQHD環境をターゲットとしていました。レイトレーシングをはじめとした新技術には対応していないため、今から使うと物足りなく感じる可能性があります。
コンテンツクリエイターにおすすめ
Radeon VIIは、現在の視点だとゲーミング用としては不足を感じる部分があるものの、コンテンツクリエイター向けとしては高く評価される製品です。
Radeon VIIは、3D CAD・動画編集・Webデザイン・ゲーム開発など、さまざまなクリエイティブシーンに対応できます。16GBのVRAMを搭載していることや、高性能なHBM2を搭載していることも強みです。
これらの理由から、ゲームだけではなくコンテンツクリエイトを行う人におすすめしたい製品といえます。
グラフィックボードを高く売るために行うこと
グラフィックボードを売却するときは、使った機材をそのまま売らず、掃除や付属品の確認などの準備をすることで、高い値段で売れる可能性があります。ここでは、グラフィックボードをより高く売りたいときに活用したいテクニックを紹介します。
掃除
中古品は、新品に近い状態であればあるほど買い手が付きやすく、査定額が上がります。ひどい傷や破損・汚れなどは買取価格が下がる原因になるため、表面やファンが汚れている製品は、掃除した方がよいでしょう。特に、煙草を吸う人がいる環境やペットがいる家庭などで使用した製品は汚れが溜まりやすいため、売却前に丁寧な掃除をすることがおすすめです。
掃除をするときは、洗剤・水などを使ったり分解したりすると故障の原因になるため、表面の埃や汚れを乾いた掃除用具でふき取ります。
ほかに持ち込める機材がないか確認
グラフィックボードを手放すときは、ほかに買い替えたい機材がないかを合わせて確認することが重要です。
利用する業者によっては、対象となる機材をまとめて持ち込むことで、査定額の大幅向上が期待できます。グラフィックボードの価格がそれほど高くなくても、状態のよい他機器や人気の高い他機材と一緒に査定することで、全体の価格を上げてもらえる可能性があります。
一方で、全ての機材を買取ってもらえるとは限らないため、買取対象ではない機材が混じっていないかを、持ち込む前に確認しましょう。
付属品やソフトの有無を確認
起動や動作に問題のあるグラフィックボードは、買取価格の低下傾向があります。
買取査定に出す際は、一度電源を入れて、起動時の動作不良の有無を事前に確認することが重要です。
また、保証書・説明書・箱などの付属品の有無も査定額に関わります。壊れていたり、箱がなかったりするグラフィックボードでも買取ってもらえるケースはあるため、心配なときは電話やメールなどで相談しましょう。
また、ドライバーやソフトウェアがインストールされた状態であれば、買取業者が再販しやすくなるため、査定額が上がることもあります。
複数社で見積もりを出す
機材の査定額は、同じ時期であっても、買取業者によって異なります。査定依頼時の相場よりも安い値段での買取を試みる業者もいるため、1社のみで見積もりを出して、相場を確認せずに売却すると、実際の価値よりも安い値段で売ってしまう可能性があります。
安値で買取られることを防ぐためには、複数社で見積もりを出してもらうことが大切です。無料で査定してもらえる業者を利用するほか、インターネットオークションで相場を見ておくことも大いに効果があります。
キャンペーンの開催について調べる
買取業者では、特定メーカーの製品や特定の部品などについてキャンペーンを行う期間があります。また、複数の機材を同時に持ち込むことで買取価格が変わるキャンペーンもあります。
買取業者を選ぶときは、買取実績や価格だけではなく、過去に行われたキャンペーンの傾向についても調べておくとよいでしょう。同じ買取業者を利用するときでも、キャンペーン期間とキャンペーン期間外では、査定額が大きく変わる可能性があります。
高く売れるタイミングを調べる
グラフィックボードはコンピューター機材としては、比較的買取価格が変動しやすいパーツです。同じ製品の価格が、査定に出した時期によって異なることは珍しくないといえます。そのため、すぐに手放さなくてもよいときは、中古市場での価格が上がるのを待つこともおすすめです。
一方で、新製品が出回ると中古市場に旧製品が多く出回り、買取価格が下がります。比較的新しい製品は、待ちすぎないことで高く売れる可能性が高いため、手放すことを考え始めたら市場価格のチェックを早めに始めることが大切です。
グラフィックボードを売る前に確認すること
グラフィックボードを売りたいと思ったときは、傷や汚れの有無のほかにも見ておく事項があります。売る製品の状態が悪いと、買取拒否になる可能性が高くなるため、事前のチェックが大切です。ここでは、売却前に確認すべきポイントを2つ解説します。
保証期間
グラフィックボードを売却するときは、保証書の有無だけではなく、保証期間が過ぎていないかどうかも確認しましょう。
一般的に、メーカーの保証期間が過ぎていない中古品の方が、買い手が付きやすい傾向があります。そのため、保証期間内に売却することで、通常の買取相場よりも高値を提示する業者もいます。
保証期間は商品ごとに異なるため、保証書で正しい期間を確認することが大切です。一方で、保証期間を過ぎていても買取ができる業者もいるので、保障期間や保証書について事前に相談することをおすすめします。
マイニング歴
マイニングとは、仮想通貨の計算採掘処理をする作業のことです。通常のゲームやクリエイティブ作業では考えられないほど大量の計算をノンストップで行うため、機材に大きな負担がかかります。多くの電力を消費し、発熱量も膨大になるため、グラフィックボードでマイニングを繰り返し行うことで機器は短命化します。
マイニングに駆使し、状態が悪くなったグラフィックボードは、買取してもらえない可能性が高いといえます。マイニング歴があるときは、査定時に隠さず伝えると正確な価格の判定を受けられます。
グラフィックボードの寿命の目安
グラフィックボードはいつ買い替えればよいのか、壊れる前はどのような状態になるのかが分からない人も多いでしょう。ここでは、グラフィックボードの買い替え基準となる兆候を2つ紹介します。
動作不良
グラフィックボードは、長期間使用し続けると動作が重くなり、使いにくくなります。これは内部の経年劣化が原因で、使用を控えたり再起動したりしても回復することはありません。
一般的には、購入して4年から5年程度の期間で動作不良が生じるとされます。作業内容や使用頻度の高さによっては、動作不良がより早く生じることもあります。
購入から経過した年数だけで買い替えを判断するよりも、動作を見て売却・買い替えを検討することがおすすめです。
異音・異臭がする
長期間使用したグラフィックボードは、使用時の音が購入時から変わったり、内部から異臭がしたりすることがあります。これらの異常は、内部で起こる故障が原因です。
このような故障の兆候が表れた際は、保証期間を過ぎていない製品であれば、メーカー対応で修理して使い続けられます。
グラフィックボードを長く使いたいときは、保証書を適切に管理することが重要です。保証期間を過ぎた製品から故障のサインが表れれば、買い替えた方がよいといえます。
まとめ
Radeon VIIは、2019年に発表されたグラフィックボードです。メモリ容量が大きく、ゲーミングだけではなくクリエイティブな作業にも向くものの、流通量が少なく入手しにくいといえます。
コンピュータ機材を売却したいときは、査定前に掃除したり、キャンペーン期間を調べたりして、高く売れるよう努力することを心がけましょう。
使用中のグラフィックボードに故障のサインが現れたら、メーカーでの修理、もしくは買い替えをおすすめします。