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R9 380

R9 380

買取できる主なR9 380

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R9 380とは?

「R9 380」をご存じでしょうか。
かつて費用に対し性能が優秀と、評判になったGPUです。本記事では、「R9 380」の性能を紹介します。基本スペックや特徴はもちろん、2024年8月時点での評価に迫ります。
また、グラフィックボードの売却時に役立つ、高く売る準備や方法も解説します。
「R9 380」の性能を確認しつつ、高価買取へつなげる参考にしてください。

R9 380とは

「R9 380」は2015年に、AMDから発売されたGPUです。

Antiguaグラフィックスプロセッサを基に、28nmプロセスで製造。1792個のシェーディングユニットと、32個のROPが搭載されています。

 

また、「Radeon R 300」シリーズのひとつで、最上位モデル以外は、既存GPUをベースにしたリブランドシリーズにあたります。

「R9 380」は「Tonga」コアを採用する「 R9 285X」をベースにしたモデルで、「Tonga」コアのリフレッシュ版である「Antigua」コアを採用した、下位モデルに相当します。

 

「R9 380」を搭載したグラフィックボードには、MSIの「R9 380 GAMING 4G」や、玄人志向の「RD-R9-380-E2GB」などが存在します。

R9 380の概要

ここからは、「R9 380」の基本性能や消費電力、発売当時の価格を紹介します。

基本性能

「R9 380」の基本性能は以下のとおりです。

 

GPU演算ユニット

28

GPUブースト周波数

最大 970 MHz

GPUストリーミング プロセッサ

1792

メモリタイプ

GDDR5

GPU メモリ最大メモリ サイズ

4 GB

メモリ インターフェイス

256-bit

最大メモリ帯域幅

182 GB/s

GPU メモリ周波数

5.700MHz

テクスチャユニット

112基

テクスチャレート

108.64GT/s

演算性能

3,48TFLOPS

 

「Radeon R 300シリーズ」において、「R9 380」の性能は、「R7 370」と「R9 390」の中間に位置するGPUです。

 

加えて、発売当時の最新APIである「DirectX 12」「Vulkan」「OpenGL 4.5」の3つに、正式対応しています。

APIとは、アプリケーションプログラミングインターフェースのことです。アプリケーション同士をつなぐ機能があります。「R9 380」は、最新APIに対応しているため、ハードウェアの負担軽減や処理速度の向上が期待できます。

 

「R9 380」はこのような性能を誇り、1440p環境で高いパフォーマンスを発揮するGPUです。

消費電力と価格

ここでは「R9 380」の消費電力と、発売当時の価格を紹介します。

消費電力は、最大190Wです。

この数値は、発売当時の「Radeon」製品において、極端に大きな数値ではありませんでした。

 

また、発売当時の価格は、2万円台から3万円台でした。

R9 380の特徴2選

ここでは「R9 380」が持つ特徴を、2つご紹介します。

R9 285Xがベース

「R9 380」は、「R9 285X」と基本性能がほぼ同じ、リブランドモデルとされています。

GPUストリーミングプロセッサの数や、テクスチャユニットなどが共通しており、大きな違いはありません。

 

しかし、ブーストクロックとメモリクロックにおいて、性能が向上しています。

処理速度を加速させた時の数値であるブーストクロックが、918MHzから970MHzに向上。

メモリが1度に送れる情報量を表すメモリクロックは、5500MHz相当から5700MHz相当に増加しています。

性能向上の結果、「R9 380」は「R9 285X」より、やや高いパフォーマンスを発揮できるようになりました。

メモリ容量の増加

「R9 380」の特徴は、2GBと4GBのグラフィックメモリバージョンが存在することです。当時としては4GBのメモリ容量は大きく、魅力の1つでした。

4GBであれば、映像処理能力が向上し、より高解像度や高画質のゲーム環境に対応が可能。特に1440p環境では、多くのゲームで30fps以上のパフォーマンスを実現できます。

 

2GBに比べ価格はやや上昇しますが、スムーズな動作が期待でき、快適なゲームライフを過ごせます。

R9 380とGeForceのGTX960を比較

「R9 380」と同程度の性能とされるGPUに、NVIDIA の「GeForce GTX960」があります。

同じ年に発売された同程度の性能を誇る両者ですが、いくつか異なる点があります。

「R9 380」と「GTX960」を比較した表は以下のとおりです。

 

 

R9 380

GTX960

プロセス

28 nm

28 nm

プロセッサ数

1792基

1024基

ベースクロック

?

1127MHz

ブーストクロック

970 MHz

1178MHz

メモリ容量

2GB/4GB

2GB

メモリバス

384 Bit

128 bit

バンド幅

176GB/s

112GB/s

消費電力

190W

120W

 

「GeForce GTX960」と比較すると、総合的に見ると「R9 380」は若干劣ります。

しかしメモリ性能や、Radeon独自のMantleに対応したゲームでは、優位に立つこともあります。そのため、一概に「GeForce GTX960」の方が優れているとはいえません。

それぞれが優れている点を、詳しく紹介します。

メモリ性能ではR9 380

「R9 380」はメモリ性能で、「GTX960」より優れています。

「GTX960」にはメモリ容量が2GBしかありませんが、「R9 380」にはメモリ容量が4GBのバリエーションもあるためです。

 

メモリバスやメモリ帯域でも、「R9 380」の方が優秀です。

メモリバスとは、データを一度に送れる量のこと。この数値が大きいほど、データ送信が高速です。

「R9 380」のメモリバスは384 Bitで、「GTX960」の128 bitよりも優れています。

一定時間内に送れるデータ量を表す、メモリ帯域も優秀です。「R9 380」のメモリバスは176GB/sで、「GTX960」の112GB/sより優れています。

 

高負荷がかかる場面では、高画質プレイでもカクつきにくい、「R9 380」のメモリ性能が優秀です。特に、Radeonの独自API Mantleに対応したゲームでは、「R9 380」の方が快適にプレイできます。

消費電力ではGTX960

消費電力の点で、「GTX960」は「R9 380」より優秀です。

「GTX960」の消費電力が120Wに対し、「R9 380」の消費電力は190Wもあります。

そのため、「GTX960」の方が電気料金は低負担です。

また、温度上昇や冷却システムの負担が減り、全体的なシステムの安定性も向上。

長時間の使用や電気料金を抑えたい場合には、「GTX960」が適しています。

発売当時の評価

発売当時の「R9 380」は、ミドルクラス市場向けのグラフィックボードとして評価されました。

高グラフィックスのゲームを高画質で楽しめる性能を持ちつつ、3万円台で購入できるため、費用に対し性能がよかったためです。同クラスのグラフィックボードには、4万円台のものもあり、魅力的な価格でした。

 

しかし、本格的なCGモデリングや動画編集には性能が不足気味でした。そのため、主にゲーム用途で活躍したGPUです。

現在の評価

2024年8月時点における「R9 380」の扱いは、低評価です。

最新の「Radeon RX 5700 XT」と比較すると、性能差が顕著です。「R9 380」のブーストクロックは970MHzであるのに対し、「RX 5700 XT」は1,905MHzもあります。

また、メモリ帯域も「R9 380」の182GB/sに対し、「RX 5700 XT」は448GB/sと大幅に向上。製造プロセスも28nmから7nmに進化しています。

 

発売から10年近くが経過し、最新ゲームでの利用は厳しい状況です。

「R9 380」は最新シリーズから8つも前のシリーズであり、現在のゲーミング環境には対応しきれない可能性があります。最新のGPUと比較すると、パフォーマンス面で劣るといえます。

グラフィックボードを高く売る準備

「R9 380」のような古いグラフィックボードから、新しいグラフィックボードに買い替える際、古いグラフィックボードは売却可能です。

その際、少しでも高く売るために、準備できることがあります。

ここからは、グラフィックボードを売る前にできる、3つの準備を紹介します。

付属品を揃えておく

グラフィックボードを売る前の一つ目の準備は、付属品を揃えることです。

購入時に付属していた、外箱や説明書、付属DVDや保証書などを揃えておきましょう。付属品の揃っている製品の方が、高い査定額が期待できます。

付属品に何が入っていたか分からない場合は、グラフィックボードの公式ホームページで、付属品を確認できます。

可能な限り、購入時の状態に近づけることが大切です。

買取相場を調べておく

二つ目の準備は、買取相場を調べることです。

グラフィックボードの買取価格は日々変動しています。新機種が発売されるたびに、既存のグラフィックボードの査定価格は下がる傾向があるため、最新の買取価格を調べましょう。

価格を調べるには、買取業者のホームページやオークションサイトなどが有効です。

買取相場の調査は、高くグラフィックボードを売るための大切な準備です。

掃除しておく

3つ目の準備は、グラフィックボードの掃除です。

ほこりや汚れが付着していると、見た目の印象が悪くなり、査定額の低下につながる可能性があります。エアダスターやブラシを使い、しっかり汚れやほこりを落としましょう。その際、汚れやほこりが貯まりやすいファンやフィンは、綿棒やダスターを使って丁寧に掃除します。

 

しかし、いくら汚れているからと言って、分解しての掃除は避けてください。故障や売却対象外になる可能性があります。

可能な限りの掃除をしてから、査定に出すことが重要です。

グラフィックボードを高く売るには?

グラフィックボードを売る前の準備ができたあとは、グラフィックボードを査定に出しましょう。

その際、少し工夫することで、査定額の上昇が見込めます。

グラフィックボードを高く売るための、2つのコツを紹介します。

複数の業者で見積もりを出す

グラフィックボードを高く売るためには、複数の業者で見積もりを出すことが大切です。

買取価格は業者ごとに違いがあり、よりよい条件で売却できる業者を探すためです。

比較する際は、店頭での買取は限られているため、インターネットで買取先を探すことがおすすめ。

多くの業者が、無料で事前査定を行っています。送料やキャンペーンなども考慮した上で、売却する店舗を選びましょう。

まとめて査定に出す

グラフィックボードを高く売るためには、他のPC用品とまとめて査定に出すことが有効です。

商品をまとめて持ち込むことで、買取業者の送料や手間が抑えられ、査定額の上昇が見込めます。キーボードやモニターなど、不要なPC周辺機器をまとめて査定に出しましょう。

まとめ

ここまで、「R9 380」の性能と、グラフィックボードを高く売る方法について紹介しました。

「R9 380」は発売から10年近く経過した、古いグラフィックボードです。2024年8月時点での最新ゲームを遊ぶには、スペック不足のため、買い替えを推奨します。

買い替えで不要となった「R9 380」は、ゲーム買取ブラザーズへ売却を検討しましょう。

 

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